LOGI FLAG
冷凍自動倉庫『LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ』竣工および冷凍保管サービス『COLD X NETWORK』提供開始に関するお知らせ
霞ヶ関キャピタル株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：河本幸士郎、以下「当社」）は、当社がＪＡ三井リース建物株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：工藤真樹）と共同開発をしてまいりました『LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ』が本日、竣工いたしましたことをお知らせいたします。
あわせて当社がSREホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役 社長 兼 CEO：西山和良）と設立したX NETWORK株式会社（以下「X NETWORK社」）が提供する冷凍保管サービス『COLD X NETWORK』が本施設から導入され、2024年10月以降順次サービスを展開いたします。
『LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ』外観
1.『LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ』について
当社は、2020年の物流事業参入以来、冷凍食品の国内消費量増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大と2030年のフロン規制を見据えて、冷凍冷蔵倉庫を中心に企画・開発を進め、直近では2024年問題に起因するトラックドライバー不足、就業者の高齢化等の物流業界における労働力不足や、‐25℃にも達することもある冷凍温度帯での過酷な就労環境の改善にも対応すべく、新しい物流ソリューションを実現する手段の一つとして、「自動化」の要素を加えた冷凍自動倉庫の開発にも力を入れております。
本施設は、当社が企画・開発する冷凍自動倉庫の第1号案件となり、当社連結子会社のX NETWORK社がテナントとして入居いたします。X NETWORK社では、季節要因等による荷主の需要変動に応じて短期間から長期間まで、柔軟にパレット単位で冷凍荷物の保管が可能となる冷凍保管サービス『COLD X NETWORK』を提供し、冷凍自動倉庫等における保管スペースの確認・予約や入出庫・在庫管理の効率化を実現してまいります。
なお、『COLD X NETWORK』の第1号案件となる『LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ』においては、冷凍自動倉庫内の容量の約半分である2,000パレット分の荷物を約5年間ＳＢＳゼンツウ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：池田伸之）から寄託を受ける予定です。
2.施設概要
| (1) | 物件名 | LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ |
| (2) | 所在地 | 埼玉県入間郡三芳町竹間沢東13-6 |
| (3) | 交通 | 関越自動車道「所沢IC」より約3km 東武東上線「柳瀬川駅」より約1.2 km |
| (4) | テナント名 | X NETWORK株式会社 |
| (5) | 延床面積* | 9,621.97㎡（2,910.64坪） |
| (6) | 敷地面積 | 4,792.09㎡（1,449.60坪）※実測 |
| (7) | 構造 | 鉄骨造（一部 鉄骨鉄筋コンクリート造）地上2階建 |
| (8) | 設計 | 日本建設株式会社 東京支店一級建築士事務所 株式会社IHI物流産業システム |
| (9) | 施工 | 日本建設株式会社 東京支店 株式会社IHI物流産業システム |
| (10) | スペック | ・冷凍自動倉庫（4,190パレット収納可） ・ノンフロン（自然冷媒）採用 ・太陽光パネル設置 |
| (11) | プロパティマネジメント会社 | 霞ヶ関キャピタル株式会社 |
| (12) | 評価認証 | CASBEE 建築評価認証Aランク取得 BELS認証（ZEB Ready）取得 |
物流施設を1本の旗になぞらえ、日本・世界へ次々とこの旗を掲げていくこと。これが『LOGI FLAG』の目指すところであり、名前の由来でもあります。物流業界を取り巻く「課題」を解決し、未来を切り開くパートナーとして、さまざまな需要に応えられる「新たな価値」をご提供し続けます。
『LOGI FLAG』は、霞ヶ関キャピタル株式会社の登録商標です。
COLD X NETWORK（コールドクロスネットワーク）という名称は、中心の「X（クロス）」にテクノロジーの力で新しい道を切り開いていく意思を込め、「冷凍冷蔵倉庫（COLD）」と「荷主」をつないでいく（NETWORK）というサービスコンセプトを表現しています。ニーズの高まりを見せる冷凍冷蔵物流において、日本全国の冷凍冷蔵ネットワークを構築していくとともに、物流業界全体の効率化・最適化をリードするサービスの提供を目指してまいります。
『COLD X NETWORK』は、X NETWORK社の登録商標です。
【SREホールディングス株式会社 常務執行役員 泉 晃さまコメント】
COLD X NETWORKの取り組みが物流業界を大きく変えることを期待しています。このような革新的な取り組みについて、SREのテクノロジーやDXのノウハウを活用し、共に推進できますことを楽しみにしております。